折り畳み自転車で走った距離は約29km。坂が多く疲れたが、天候は思いのほか崩れず、青空の下で緑と渓谷美を見ることもでき、充実した旅になった。

今回も、只見線＋サイクリングの旅をして、思う所があった。

只見線･滝谷駅から「柳津西山地熱発電所」までは、一部押して歩く事になるかもしれないが、折り畳みの小径自転車でも過度な負荷無く行く事ができた。

滝谷川を中心に広がる山間の景色を見ながらのサイクリングは、気持ちが良い。また、発電所の冷却塔から吐き出される蒸気は迫力がありそうで、これを見ようと思えば、頑張れるだろうと思う。

「久保田三十三観音」へは、県道32号線の分岐から3.7kmを坂を上り続けるため、小径自転車よりは軽量なロードバイクが良いだろう。「久保田三十三観音」から柳津町郷戸地区に向かう道は半分以上が坂で傾斜もあるため、ロードバイクでなければきつい。

まとめると、今回のようにJR只見線･滝谷駅から「久保田三十三観音」を経由して会津柳津駅に行く、一筆書きコースならばロードバイクを薦めたい。JR只見線･滝谷駅から西山温泉郷や柳津西山温泉郷まで往復するのであれば、折り畳みのような小径自転車でも楽しめるのではないだろうか。

今後も、“只見線＋サイクリング日帰り旅”のコースを組み、実践し可能性を探ってみたいと思う。

（了）

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福島県はJR只見線全線復旧後の「上下分離」経営での維持費や集客･地域振興策の実施費用として寄付を募集中(クレジット可)。

①福島県ホームページ：只見線復旧復興基金寄附金・只見線応援団加入申し込みの方法＊現在は只見線ポータルサイト「只見線応援団」URL:https://tadami-line.jp/support/

2017.07