南会津町「尾白山」登山 2021年 晩夏

観光鉄道「山の只見線」”の「会津百名山」登山。JR只見線を利用し南会津町旧伊南村地域にある「久川ふれあい広場キャンプ場」入りして4日目の今日は、(自称)“古町三座”の第二峰で、“空中散策”を楽しめる伊南地域を象徴する「尾白山」(1,398m)に登った。


「尾白山」は伊南地域のシンボルで、土井晩翠が作詞した、伊南小学校と伊南中学校の校歌に謳われている。*伊南中学校は2013年3月に閉校し、翌月4月に南郷中学校と合併した南会津中学校となっている

伊南小学校校歌(土井晩翠作詞)
(一番) 
伊南清流を後にして 
西に仰ぐは尾白山 
しづく集り川をなし 
つちくれ積もり山となる 
自然の式とし心して 
われら一同小學の 
教の庭に勵む也

 

伊南中学校校歌(土井晩翠作詞)
(二番)
小を集めて 大を成す
自然の教 朝夕に
見る伊南川と 尾白山
知識を集め 徳琢き
時を惜しみて 勉むべし

 


「尾白山」は「会津百名山」の第40座で、「会津百名山ガイダンス」(歴史春秋社)では以下の見出し文で、登山難易度が超上級の山と紹介されている。しかし、現在では登山道も拓かれ、山開き登山が開かれるなど、登山の難易度は下がっているという。

尾白山 <おじらやま> 1398メートル
南会津郡伊南村にある尾白山は、国土地理院発行の2万5千分の1の地図に記載されていないが、雨乞いを祈願した山として知られ、伊南中学校の校歌にも歌われているなど、地元の人々に慕われている山である。[登山難易度:超上級]*出処:「会津百名山ガイダンス」(歴史春秋社)p74

 

また、「新編會津風土記」(1809(文化6)年編纂完了)の古町組小鹽村と宮澤村の項に、「尾白山」を指すと思われる“小白山”の記述がある。*出処:新編會津風土記 巻之四十四「陸奥國會津郡之十六 古町組 下十三箇村」(国立国会図書館デジタルライブラリ「大日本地誌体系 第31巻」p238-239 URL:https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1179202)

●小鹽村 ○山川
○小白山 村の未申の方十二町にあり、頂まで一里宮澤村と峯を界ふ、雜木多し
●宮澤村 ○山川 
○小白山 村西十六町にあり、頂まで一里小鹽村と峯を界ふ、雜木多し

 

南会津町は只見線沿線自治体ではない。只見線“最寄り”となる只見駅からも、伊南川を沿うと20kmほどに町境がある。南会津町は、中心地である旧田島町地域を走る会津鉄道(旧国鉄会津線)沿線との言われ方が一般的だ。 

しかし、かつて只見駅から南会津町の旧伊南村の古町まで、鉄道を敷設する計画があったことを考えると、只見線と南会津町は無縁ではない、と私は考えている。また、只見駅と会津田島駅(会津鉄道)を結んでいるワゴン車(自然首都・只見号)を利用すれば、輪行と組み合わせれば、“古町三座”に無理なく登れると思い、まずは昨日は「大博多山」に登った。

 

今日も、天気予報は晴れということで、登山道での“空中散策”を期待し、自転車で「久川ふれあい広場キャンプ場」から「尾白山」登山口に向かった。

*参考:

・福島県:只見線ポータルサイト

・東日本旅客鉄道株式会社:「只見線(会津川口~只見間)復旧工事の完了時期について」(PDF)(2020年8月26日)

・拙著:「次はいつ乗る?只見線」カテゴリ ー只見線沿線の“山”(登山/トレッキング)ー / ー只見線の夏ー 

 

 


 

 

朝、「久川ふれあい広場キャンプ場」に設営したテントから出ると、空気はヒンヤリしていたが、予報通り天気は良くなるような空模様だった。 

 

 

30分ほどで、空の青みが増し、強い陽射しがキャンプ場周囲の山肌を照らすようになった。

  

朝食は昨夜のあまりご飯でチャーハンを作り、南郷トマトと一緒に食べた。

 

 

 

9:11、キャンプ場を出発。 

  

 

林道から右折し、県道351号(大倉大橋浜野)線を南に向かう。途中、大手門橋を中ほどまで進み伊南川の様子を眺めた。澄み渡った青空と清流は美しく、見ていて気持ちが良かった。

 

小塩地区を通り抜け、県道をさらに進む。

 

 

一昨日、薪を購入した森林組合林業センター(山開き登山の際の集合場所)の前を通り過ぎる。テニスコートの前に立てられた看板を見ると、“ヤマザクラ1万本の づくり事業 令和元年福島県地域創生支援事業”と書かれ、その周辺には で支えられた苗木が何本も見られた。

  

さらに進むと、地元の建設会社の資材置場があり、壁越しに、これから登る「尾白山」頂上に続く尾根が見えた。

  

 

9:29、「尾白山」宮沢登山口に続く林道宮沢線の分岐に到着。

  

交差点の角には、林道名を示す標杭とともに、“尾白山登山口”と書かれた標杭が立てられていた。

 

かつて「尾白山」は“雨乞いの山”で、山頂には香取神社の奥ノ院が祀られていたという。その香取神社が、この交差点にある。

  

鳥居から参道を進み、左に曲がり赤鳥居を潜り、本殿に参拝し、登山の安全を祈った。

参拝を済ませ、林道を進もうとすると、 そばの畑で作業していた高齢のご婦人に挨拶をし、少し話をした。「尾白山」に一人で登る事を話すと、何度も驚かれ、『きぃつけて』と言葉を掛けられた。熊について聞くと、『この辺は出るよ』との事だった。分かっていたことだが、生活の一部であるかの如く自然な口調で言われ、この辺りの住人は熊と共存しているのだろう、と思い安心した。 

  

 

林道宮沢線を進む。住宅地を抜け、坂の傾斜が少しづつ上がってゆく。まもなく、分岐になり、直進。

  

道端には標杭と、昨日「大博多山」登山道で見た、白地に赤枠の案内板が地面にささっていた。

    

宮沢入沢を渡る。水の透明度に驚いた。

 

渡河直後に前方を見上げると、「尾白山」の山頂が見えた。

   

 

林道の勾配は、徐々にきつくなり、途中から自転車を降りて、押して進んだ。デジタル放送中継局へに向かう分岐を右手に見て直進すると、標杭と案内板があった。

  

この先、林道はヘアピンカーブ手前で未舗装となり、両脇は木々に覆われ暗くなった。

   

  

 

息を切らしながら自転車を押してゆくと、カーブの先に車が10台以上停められるスペースが現れた。

    

9:51、「尾白山」宮沢登山口に到着。沢の手前に盛土をしたような場所で、水平ではなかったが、広々としていた。刈り払いもされ、人の手が定期的に入っていることをうかがわせた。

  

 

 

 

 

10:05、準備をして登山開始。

  

序盤は、急坂を登った。驚いたのは、登山道(踏み跡)の両側が、かなり広く刈り払われている事だった。冒頭に記したように、「会津百名山ガイドブック」には“登山道無し、超上級の山”と記されていた事が嘘のような、整備状況だった。おそらく森林組合の方を中心に登山道の開削と維持・整備が行われているのだろうが、この“この仕事ぶり”に感動した。

  

登山道は急坂だったが、「大博多山」よりは傾斜が緩く、さらに岩や木の根が無く、ザレ場でもなかったので足元は安定していて、歩き易かった。

尾根に取り付いても、足元の安定さは変わらず、スイスイと進む事ができた。

 

 

登山道には、標石の他、ピンクのプラスチック杭が間隔を空けて差されていた。登山道整備のためのモノかと思った。

 

  

10:15、初めてヒモ場が現れた。ただ、傾斜はトラロープを使うほどのキツさではなかった。

  

登山道を進むと、灌木の切り口も目立っていた。

  

登山道はアカマツやブナなどの混成林で、マツの根元にはキノコが生えていたが、マツタケらしきものは見当たらなかった。

   

登山道は痩せ尾根にも延びていたが、滑落を気にするようなところではなかった。

  

ブナに熊のひっかき傷があったが、かなり古かった。また、風通しの良い尾根には、熊のお尻からの落とし物が見られる事が多いが、ここでは1箇所だけだった。人の気配を感じて、熊もあまり近づかないのでは、と思ってしまった。

  

 

しばらく進むと、開かれ陽が差す場所になった。

 

そこに立つと、旧舘岩村地区にある山々が見えた。山座は特定できなかった。

  

 

登山道には見応えのある木々が多かったが、後ろから抱き着いているような、奇妙なアカマツもあった。

  

 

10:35、小塩沢登山口との合流点に到着。

 

標杭があったが、一部は熊の攻撃を受けていた。

 

案内板の先は、緩やかな下りになり鞍部に続いていた。

   

鞍部の切れ落ちた場所には落下防止用のガイドロープがあったが、結局「尾白山」ではこの1箇所だけだった。

   

 

黙々と緩やかな上りを歩いていると、前方に巨大なブナが現れた。豊富な葉はまだ紅葉しておらず、日光の透過度で多様な緑を見せてくれていた。

陽光の強さが、緑の葉々に見ごたえを与えてくれると、登山を重ね思えるようになった。 

  

 

この先、登山道脇には真新しい切り口があった。これを見て、登山道は毎年欠かさず定期的にメンテナンスされていると思った。おそらく山開き登山に合わせているのだろうが、今年も新型コロナウイルスの影響で秋開催のようで、来月23日(土)になっている。*参考:南会津観光物産協会「2021年 尾白山・大博多山山開き開催

  


キノコが無数に生えたブナが立っていて、目に付いた。

   

 

この後、登山道は長い直登区間になり、久しぶりのヒモ場が現れた。足元は木の根がありしっかりしていたので、ロープの助けを受けることなく、ゆっくりと進むことができた。

  

 

11:07、続けて3箇所のヒモ場を越え、少し歩くと前方が開け、1,179m峰に到着。

  

この先、しばらくすると登山道は再び森の中に延びた。

 

森の中を抜け、開けた尾根になった。

 

登山道に燦燦と陽が注ぎ、見晴らしが良いのではと期待した。

  

そこに立つと、古町市街地を見下ろす事ができた。

   

17箇所目のヒモ場。傾斜は緩く、足元に木の根もあり、私はロープを使わなかったが、“誰でも登れる山”を目指して設置しているのだろうと思った。登山道を整備している地元の方の想いの感じる登山道だった。

  

11:38、1,278m峰が見えた。


 

 

1,278m峰を過ぎ、しばらくすると前方が、開けた。

 

振り返ると、登山道越しに古町市街地など麓の景色が見えた。“空中散策”が始まった。

  

この先、登山道は突き当たった。“空中散策の中壁”と言えるような、真上に登って行くような斜面だった。ただ、木の根と岩があり、ロープも崖の上から下まで垂らされているようなので、心配はないだろうと思い直した。

  

トラロープと鎖を掴みながら、慎重に登った。

 

ただ、振り返って見る景色は、素晴らしく、見惚れてしまった。尾根に沿って延びる登山道は、“空中散策”という表現が大げさでない事が実感できた。

  

 

絶景を背後に感じながら、慎重に“壁”を登りきると、再び前方が大きく開けた。

 

振り返って見られる、麓の景色も続いた。背中に、この眺望感じながら歩くのも、なかなか良いと思った。

  

 

11:59、24箇所目、最後のヒモ場になる。

  

前方が開け、尾根が見えた。

    

4箇所目の尾根に登り、少し進むと、前方に電柱のような人工物が木々から突き出ていた。

  

雨量計測の小屋跡だった。

    

 

廃小屋の後、登山道はさらに開け、気持ち良く“空中散策”ができた。

 

前方には、徐々に頂の様子が見えてきた。

 

 

 

 

 

緩やかな上り坂を登ってゆくと、中心が開かれた平場になった。

   

12:12、「尾白山」山頂に到着。宮沢登山口から2時間19分掛かった。

 

「尾白山」は三角点峰ではないので、山名が記された標杭に触れ、登頂を祝った。標杭は、熊の攻撃を受けているようだった。

  

 

山頂からの眺望は、素晴らしかった。

 

北から南東までは、遮るものが無く、良く見通せた。

 

南から北西は、丈高の木があり、一部視界が遮られた。

  

昨日登った「大博多山」(1,314.8m)は、全体が良く見えた。その向こうには、飯豊連峰が鎮座していた。

  

登山道は頂上から先(西)、丸山(1,488.5m)方面に延びていた。

  

 

 

12:31、山頂に20分ほど滞在し、下山を開始。

  

開放的な“空中散策”路を、気持ちよく歩いた。今回の登山計画で、山肌が色付いている写真を見たが、素晴らしく綺麗だった。紅葉の最盛期に、また登ってみたいと思った。

 

  

12:42、“空中散策の中壁”上に到着し、尾根を見下ろした。

 

ロープと鎖を掴みながら、“壁”を慎重に下りた。登山者が多い場合、登山者の存在を確認する必要がある区間だと思った。

  

 

12:48、1,278m峰を通過。

  

13:04、1,179m峰を通過。

   

13:23、小塩沢登山道分岐を通過。

  

今日も、好天が続き、登頂を終えた満足感をもったまま、陽光が降り注ぐ尾根道を快調に下った。

風通しの良い、尾根、特に痩せ尾根には熊のお尻からの落とし物がよく見られるが、この「尾白山」は本当に少ないと感じた。改めて、登山道の手入れなどで、人間が立ち入る頻度が高いからだろうかと思った。 

 

 

 

  

 

下り坂に体をもっていかれ、スピードが出ぬように注意しながら足を進めてゆくと、前方に登山カードポストが見えた。

   

13:43、「尾白山」宮沢登山口に戻り、下山終了。1時間12分だった。

 

今日も、二つの鈴が熊を近寄らせないでくれた、と思った。

水を一口飲んで、隅に置いた自転車にまたがり、登山口を後にした。

 

「尾白山」は、冒頭でもふれたように「会津百名山ガイドブック」内の“登山道無し、超上級”は、登山道の開削で、“中級”程度になったという印象だ。“空中散策路の中壁”の登攀さえなければ、“初級”でもよいほど、広々とした登山道が整備され快適な登山ができる。何より、“空中散策”路の解放感と長く続く眺望は秀逸で、登坂の苦労が吹き飛んだ。 

前述したが、「尾白山」は紅葉期も素晴らしいという。是非、機会設けて、山肌が色付く頃にまた登りたいと思った。

  

 

自転車にまがたり、林道を下った。開けた場所に出て振り返ると、「尾白山」山頂がくっきり見えた。

  

県道351号線に出て、香取神社で登頂の報告と、無事登山を終えられた事を感謝申し上げた。

    

参拝後、県道を少し進んで、一旦外れ、新伊南川橋を渡り伊南川越しに「尾白山」を眺めた。旧伊南村を象徴する、存在感のある山稜だと思った。

  

 

県道351号線に戻り、「久川ふれあい広場キャンプ場」方面に自転車を進めた。

途中、小塩地区に林道小塩・塩之岐線の入口があり、「尾白山」小塩沢登山口への案内板が標杭に取り付けられていた。

 

林道小塩・塩之岐線に入り長い坂を上ってゆくと、「久川城趾」の刈り払いされた空間に出て、林道はさらに先、林の中に続いていた。この先に「尾白山」小塩沢登山口がある。

 

 「久川城趾」を見学。石碑に趣きがあった。

 

城址内も刈り払いされ、問題なく歩けるようになっていた。案内板は少し傾いたものがあったものの、数も多く、熊の攻撃を受けいてるものも見当たらなかった。

 

木々の間から城下であった麓を見る。城下に新たな町(新町)を作った事で、対岸を古町と呼ぶようになったが、新町の大半は田に変わり、古町が残り続けた。歴史の風雪に耐える町というものを考えさせられた。

 

桝形門跡から青柳七曲り登城坂を下り、「久川城址」を後にする。伊南川に架かる大手門橋から見る「久川城址」は、急斜面で上部に広い平場を持つ天然の要塞であったであろうと察せられた。

 

  

この後は近くにある「古町温泉 赤岩荘」に行き、温泉にゆっくり浸かり「尾白山」登山の疲れを癒した。

   

 

温泉の後は、フクエストアに行き、氷とビールを購入。フクエストアーの利用は三度目。今日が最後になるので、ご主人と女将さんにお世話になったお礼を伝えた。

  

 

 

「久川ふれあい広場キャンプ場」に戻る。テントはほとんど撤収され、広場と奥の滝倉川沿いに2張あるだけだった。

 

自分のテントに戻り、「南郷トマト」をツマミにビールを呑み、「尾白山」登山無事終了の祝いをした。

  

昼食を兼ねた早めの夕食は、イワシ缶にネギをのせるなど、缶詰中心で済ませた。

 

夜が更け、地酒・男山酒造のワンカップを湯煎し、熱燗で呑み、焚き火を眺めながら最後の夜を過ごした。

 

〆は、「南郷トマト」を入れたパスタ。ニンニクを少し多めに入れ、醤油味にした。想像通りの旨さだった。

 

 

上空には雲一つなく、星が見えた。昨夜とは打って変わって、静かで、暗さを感じたが、この「久川ふれあい広場キャンプ場」の良さが分かるような雰囲気だった。良いキャンプ場だなぁ、と感じながら夜を過ごした。

この後キャンプ場は、明日に中秋の名月となる煌びやかな月に照らされ明るくなり、夜の自然光の美しさを感じた。



(了)

 


・  ・  ・  ・  ・

*参考:

・NHK:新日本風土記「動画で見るニッポンみちしる~JR只見線

・産経新聞:「【美しきにっぽん】幾山河 川霧を越えてゆく JR只見線」(2019年7月3日) 

・福島県 生活環境部 只見線再開準備室:「只見線の復旧・復興に関する取組みについて

・東日本旅客鉄道株式会社:「只見線について」(PDF) (2013年5月22日)/「只見線(会津川口~只見間)の鉄道復旧に関する基本合意書及び覚書」の締結について(PDF)(2017年6月19日)

  

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 ①福島県ホームページ:只見線復旧復興基金寄附金・只見線応援団加入申し込みの方法 *只見線ポータルサイト「只見線応援団」URL:https://tadami-line.jp/support/

 

②福島県:企業版ふるさと納税

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以上、宜しくお願い申し上げます。

次はいつ乗る? 只見線

東日本大震災が発生した2011年の「平成23年7月新潟福島豪雨」被害で一部不通となっていたJR只見線は、会津川口~只見間を上下分離(官有民営)し、2022年10月1日(土)、約11年2か月振りに復旧(全線運転再開)しました。 このブログでは、車窓から見える風景写真を中心に掲載し、“観光鉄道「山の只見線」”を目指す只見線の乗車記や「会津百名山」等の山行記、利活用事業に対する私見等を記します。

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