昭和村「からむし織の里 雪まつり」 2015年 冬

昭和村で開かれた「からむし織の里 雪まつり」に行くためにJR只見線に乗車した。

 

昭和村は福島県の西南部、会津地方の大沼郡に位置している。

“奥会津”という呼称を用いている「只見川電源流域振興協議会」の構成7町村のメンバーだ。

 

昭和村は1927(昭和2)年に野尻・大芦両村が合併して誕生。使われて間もない昭和の元号に名称は由来しているという。

 *昭和村位置図:出処 Google Earth


5:55、磐越西線の始発電車に乗り郡山を出発。

 

中山峠を超え、会津地方に入り、川桁を過ぎると雪化粧の磐梯山が見られた。

定刻に会津若松に到着。

  

只見線に乗換える。

昨年6月12日にユネスコで正式登録された「エコパーク」を記念したラッピング列車に乗る。

列車は七日町西若松会津本郷会津高田(会津美里町)、根岸新鶴若宮(会津坂下町)、会津坂下塔寺会津坂本会津柳津(柳津町)、郷戸滝谷会津桧原(三島町)、の各駅に停車しゆっくりと進んでゆく。

 

桧の原トンネルを潜り抜け「第一只見川橋梁」を渡る際、車窓からは只見川の水面鏡が見られた。只見線の醍醐味。

その後、列車は会津西方~「第二只見川橋梁」~会津宮下~「第三只見川橋梁」~早戸会津水沼(金山町)~「第四只見川橋梁」と只見川と3度交わり進んで行く。

 

会津中川を経て、終点の会津川口に到着。昭和村の“最寄り駅”となる。ここから、只見までは「平成23年7月新潟・福島豪雨」被害で運休区間となっている。

駅舎を抜け、駅頭に付けていた会場までの無料シャトルバスに乗車した。

 

 


40分ほど揺られて、会場となっている昭和村の道の駅「からむし織の里」に到着。

会場には雪の滑り台や食事を提供するテントなどが設置され、多くの家族連れでにぎわっていた。

 

 

昼前、会場の奥ではからむし織の「雪晒し」の実演が行われた。

生地を漂白するため晴れた日に雪上に晒すという。

 

会場にある「からむし工芸博物館」を見学。乾燥されたからむしに触れることができた。

 

 

織姫交流館」ではからむし織の製品を見る事ができた。

反物、着物から和装小物まで、涼しげで気品のある品々が並べられていた。


一番目を引き感動したのは、からむし織をまとったひな人形。その美しさにしばし見惚れた。

からむし織の本場は新潟県小千谷市、南魚沼市。

織物は越後上布、小千谷縮と呼ばれ、国の重要無形文化財に指定されている。

 

 

帰りにからむし織のコースターと昭和村のゆるキャラ「からむん」のキーホルダーを購入。

 

帰路は、南会津町経由を選択。

シャトルバスで会津田島駅まで行き、会津鉄道(旧国鉄会津線)を利用し会津若松経由で郡山に帰った。(了)

 

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*参考:福島県 「只見線の復旧・復興に関する取組みについて」/「JR只見線 福島県情報ポータルサイト

*参考:政府 インターネットテレビ「見どころたくさん 福島に来てくなんしょ!」(2017年1月26日)

【只見線への寄付案内】

福島県はJR只見線全線復旧後の「上下分離」経営での維持費や集客・地域振興策の実施費用として寄付を募集中(クレジット可)。

・福島県ホームページ:只見線復旧復興基金寄附金・只見線応援団加入申し込みの方法

 

寄付金の使途は以下の通り。

・ 寄附金は、只見線を活用した体験型ツアーや周遊ルートの整備、 只見線関連コンテンツの充実化等に活用させていただきます。 日本一と言われるロケーションだけに頼らない観光振興を推進し、 新たな観光収入の増加を図ります。 (「JR只見線企業版ふるさと納税(地方創生応援税制)の御案内」より)

 

 

よろしくお願い申し上げます。


次はいつ乗る? 只見線

東日本大震災が発生した2011年の「平成23年7月新潟福島豪雨」被害で一部不通となっているJR只見線は、2017年6月19日に福島県とJR間で「復旧基本合意書」が交わされ、2018年6月15日の復旧工事起工式を経て、2021年度中の全線再開通に向けて工事が本格化しました。ブログでは車窓の風景や沿線の見どころを伝える「乗車記」等を掲載します。

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